備中地方の原始信仰である荒神祭りの 鎮魂神事として始められた備中神楽は 芸能性が増すにつれ、生活にとけ込んだ 唯一の農村娯楽として伝承され 守り続けられてきた全国に誇る郷土芸能です。 古いものと新しいものとが混然一体となっていますが 中心的な役割を果たしているのは神話を元に 創出された岩戸開き、国譲り、大蛇退治です。 町内には富家社を始め三つの神楽同好会があり 秋の深まりとともに鎮守のの森に神楽太鼓を響かせます。